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アクティブ運用は、敗者のゲームである所以

 

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 アクティブファンドは、インデックスファンドに対して、圧倒的にパフォーマンスが劣ります。それは、長期になればなるほど結果は顕著です。今回は、データを示しつつ、アクティブ運用が敗者のゲームたる所以を説明していきます。

 

目次

 アクティブファンドの現実と一例

 過去の実績から、アクティブファンドを可視化していきたいと思います。1970年以降、株式アクティブファンド355本のうち、株式市場のインデックスファンドを2%以上上回ったパフォーマンスを打ち出したファンドは、たったの2本のファンドだけです。そして、281本(80%以上)は事業から撤退しています。一番の問題は、生涯投資家である私たちに対して、長期投資をするべき対象が長期にわたって存続することができない点です。

 

 ここで一例を示します。(モンテカルロ・シミュレーション)

・インデックスファンドのコストを年間0.25%

・アクティブファンドのコストを年間2%

とした結果、平均すると

1年間で約29%のアクティブ運用のファンドがインデックスファンドを上回る予想がされ、5年間では約15%、50年間ではたった2%に過ぎないとされています。これからもわかるようにアクティブファンドは年数を重ねれば、重ねるほどインデックスファンドを勝るものが極限まで少なくなることがわかると思います。では、なぜアクティブファンドはこんなにもパフォーマンスが優れないのでしょうか?

 

アクティブファンドが勝てない要因

圧倒的に高いコスト

アクティブファンドが勝てない要因は、インデックスファンドとは違う圧倒的な高いコストです。コストには、ファンドの経費率・購入時手数料・回転にかかるコスト・税金などのコストが積み重なり、大きなコストとなります。また、運用期間が長ければ長いほど、コストは膨張し、リターンを蝕んでいきます。そして、株式や債券市場でのリターンが振るわないと予想される時期には、ファンドのコストによる打撃は最大となります。高いコストをかけて、市場平均も上回ることが出来ないのに投資する意味はあるのでしょうか?

ファンドマネージャー

 アクティブファンドは、インデックスファンドとは異なり、プロのファンドマネージャーが運用するファンドは規模が大きく、運営会社にとって利益率が高い。つまり、投資家にとっては、利益率は高くないということです。また、どうやって、個人投資家たちが、ここは優秀なファンドマネージャーが運営しているとわかるのでしょうか?一時的には、指数を上回るパフォーマンスを叩き出すことはできるかもしれません。しかし、勘違いしていけないのは、「過去の実績は将来の成績を保証するものではない」ということです。パフォーマンスは平均回帰すると言われています。そのため、圧倒的なパフォーマンスを叩き出し続けるのは、限りなくほんの一握りなのです。そのような投資信託を選び出すのは、宝くじを当てるようなものなのです。

 

まとめ

 アクティブファンドがインデックスファンドのパフォーマンスを上回ることは、夢のような状態というのがわかったかと思います。さらに、大幅に上回るものも極わずかであるため、自分が投資する際に、そのようなファンドを当たられるかといったギャンブル要素が強くなってしまいます。そして、コストという存在によって、リターンが蝕まれることから、高いリターンが望めない大きな要因となっています。

 こういったことも踏まえて、やはりオススメするのはインデックス投資ということがわかります。

 

 今日はここまで...

 

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