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【書籍紹介】FIREを目指す人のための資産形成入門

 

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 ブロガーでもある穂高唯希氏による書籍であり、30歳でFIREを達成しています。本書は、最近増刷されており、人気書籍となっています。そして、支出の最適化やFIREマインド、投資法について解説されており、非常にタメになる一書です。

目次

穂高唯希氏の人物像 

 彼は、入社当日に絶望に打ちひしがれ、会社を「豚舎」と表現するようになります。それは、型にハマった言動が評価される会社への息苦しさ、決められた時間雇用を豚舎と例えています。豚は、決められた時間に豚舎に入り、仕事の休憩時間の1時間だけ豚から人間に戻れる放牧タイム、そして、夜にようやく解放されるという養豚場のような生活を揶揄しています。

 普通でいなければならない息苦しさや周囲との同調圧力・意味のない会議や飲み会など会社のルールのみならず、周囲と同調・協調しなければならないという束縛にストレスを感じている人も多いと思います。そういったもどかしさから、サラリーマンでもFIREが達成できるということを証明してくれています。もちろん穂高唯希氏における環境により30歳という若さで早期リタイアが可能となったと言えますが、長い期間を経ることで誰でも再現可能な投資方法を提唱してくれています。

FIREを達成した2つの両輪

「給与の大部分(8割)を投資に回すこと」と「支出の最適化(節約)」

 この2つを、両輪として、優良と判断した高配当株・連続増配株に資金をひたすら投下し続けています。配当金という定期的に生まれる不労所得キャッシュフローを最大化するには、いかに多くの資金を作り、株を購入しづけられるかが鍵となり、入金力の最大化が必須条件です。 そして、配当金が月額で10万円を超えると、キャッシュフローの厚みや複利の効果が実感するようになったそうです。これだけでの配当金を得るには、おおよそ3000万円の投資資金が必要です。

 

資産形成の基礎は、「支出の最適化」にあり

 資産形成をする際に重要的な確信要素は、

  1. 「収入-支出」の最大化
  2. 運用利回りの最大化

 このうち徹底すべき基礎は、「収入-支出」の最大化です。そして、穂高唯希氏は、節約や倹約という呼び方だとケチくさいイメージがするため、「支出の最適化」という呼び方を提唱しています。この支出の最適化というのは、「雑巾を絞って、カラカラになるまで我慢して支出をカスまで絞る」という考えではなく、「自分の価値観や夢・目標に照らし合わせて、金銭に関わる経済行動を適切に取捨選択する」ということを指しています。

 私もこれは、同じ考えであり、支出の最適化を一度行ってしまえば、その後は何も努力しなくても、ずっと支出の最適化ができているからです。もちろん生活の細かな部分での支出の最適化というのもあります。しかし、一番大きいのは固定費であり、固定費を削減することこそが、将来的に大きな支出削減に繋がります。そして、支出の最適化をすることは自分のマインドコントロールする練習にもなると考えています。何かを購入する時に必要か不必要かを考えて、支出を削減していかないとFIREしたい時に、支出が補いきれずリタイアできないことに陥らないためにも重要だと思います。

 支出の最適化方法を見る↓

投資の根幹:高配当株・連続増配株

 配当金の魅力は、

  1. 手間がかからない
  2. 再現性が高い
  3. 不労所得の可視化になり、経済的自由の達成具合が明瞭
  4. 出口戦略を考える必要性が基本的に生じない
  5. 時間と共に積み上げることができ、相場局面に関わらずモチベーション維持になる
  6. モチベーション維持により、長期投資が可能になる
  7. 他の生き方をする選択肢が増え、そのハードルが下がる
  8. 月々のキャッシュフローが読みやすい
  9. 配当利回りが、株価下落時の一定のクッションになることがある

と9つのメリットを挙げられていました。

 高配当株・連続増配株投資は、不労所得を実感できる方法であり、連続増配株であれば、再現性は高いため将来的にFIREをする際に目安がつきやすいことがメリットです。そして、配当を再投資するか否かは、その投資家の価値観によって判断されることになります。しかし、配当金再投資の有無によって、パフォーマンスは大きく異なります。直近40年間のパフォーマンスでは3倍弱もの成績に差ができてしまいます。そのため、私は高配当株・連続増配株投資をするのであれば、基本的に再投資をすることをオススメします。

 

 穂高唯希式資産形成法の再現性

 この書籍の中で再現性についても述べられています。支出の最適化を行い、株式を購入し続けることで配当金を積み上げていくという方法はサラリーマンという大多数の人と同じ方法でFIREヘ到達しています。また、起業して一発当てたや短期トレードで一発当てた話でもないため、「サラリーマンであれば誰でも、得られる給与で持って株式を買い続けることで再現可能だ」という結論に達しています。もちろん穂高唯希氏は、高い年収であったため、30歳という若さでFIREまで到達しています。そのため、時間さえかければ、同じ手法でFIREを達成し、人生の選択肢を増やすことが可能と思われます。そして、私は準貧困層と呼ばれる収入ではあるものの、そんな収入であってもFIREを目指せることを証明しようとしています。

 FIRE後の人生に夢や目標はあるのか?

 FIRE本では珍しく、FIRE後のことまで記されています。FIREを目指すための方法を紹介していることが一般的ですが、本書ではその後の未来まで書かれています。

 経済的自立に達するということは、自由を獲得するということであり、理想の生活を手に入れるための切符です。理想の生活は、人によって異なります。自由気ままにやりたいことがあるから、FIREをしたいはずです。それが、旅行やスポーツ・親孝行・ゲーム・別の仕事なんでも良いと思います。人それぞれ働かなくても生活ができる状態になってみれば、やりたいことの一つや二つはあるはずなので、それを好きなだけやれるということは大きな前進だと言えるのです。

 私は、FIREがゴールではなく、スタートだと思います。それは、今まではやりたくないけど、生活やFIREのために、やってきた仕事をやらなくて、そこから自分の好きなように生きていける人生が始まるからです。つまり、FIREを達成していない私はスタートラインにすら立っていない事になります。FIREを達成した時こそ、私の人生が始まるのです。

 

まとめ

 穂高唯希氏は、「給与の大部分を投資に回すこと」と「支出の最適化」によって、30歳という若さでFIREを達成しました。その原動力として、不自由感を感じていたことも大きいと思います。FIREを目指す人は、誰でも自由になりたいと思っているはずです。そして、この方法は誰でも可能であり、再現性の高い方法となっています。FIREに到達することはゴールではなく、スタートです。FIREに到達していない今は、スタート地点にも立っていません。そんなスタート地点に立つ日を夢見て...

 

 今日はここまで...

 

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 不必要なものを減らし、必要なものだけで生きていくことは、FIREを目指す者にとっては、必要不可欠です。ミニマリストというのは、物を減らすだけでなく、その状態を作ることによるメンタルコントロールが必須条件となってきます。それを出来るからこそ、FIREへの道の一歩を踏み出せるのです。 

 積立投資にすることで自分では考えることが必要なく、自動化できることで、勝手に資産が形成がされていきます。そのため、投資に時間を使うことなく、自分の時間を有意義に使いながら、資産の最大化が図れるため、米国株こそが投資の最適解だということが言えると思います。 

 日本の期待できない増えない給料、上がる社会保険料などの背景から老後のための資産形成を若い時から始めることは、「つみたて投資」を最大限に活かせると述べています。さらに米国株を選択する理由も述べており、今後の生活も考えると米国株一択であり、他国への分散投資の必要性は低いとされています。 

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