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【書籍紹介編】資産運用の超入門書

 

目次

  著者のファイナンシャルプランナーがたくさんの相談にのってきた中で「お金は増やしたいが、投資や運用を怖い、わからない」と行ったネガティブな印象で捉えられているため、金融教育の一環として出版した書籍ということでした。

 

何もしなければ、何も変わらない

 「何もしなければ、何も変わらない」

 これは、万物に言える言葉だと思います。投資をネガティブな印象で捉えていては、何も始まりません。しかし、この書籍を読まれることで、基本的な金融知識から資産運用の基礎、iDecoの理解も深まる書物と思います。

 

今や運用は不可欠の時代に

 1990年当時の郵便局(現ゆうちょ銀行)の定期預金金利6.33%だが、現在では、0.002%です。金利の差が30年前と比較し、3000倍以上も違います0.002%というのは、100万円預けても20円しか金利がつかないということです。これは私も調べてみて、びっくりしました。こんなに低いものかと...。

 

 私たちの老後資金である公的年金の受給額も年々減額傾向であり、さらに受給開始年齢の引き上げ、企業年金基金の解散や生涯受給の廃止などが行われてきています。そんな中で国は、国民が自ら老後の年金を用意する確定拠出年金制度を導入しています。今の日本は、昔のように老後は年金生活で悠々自適に暮らすといった桃源郷は過去のものとなっています。

 

重要なのは、リスクとリターン

 実際に資産運用をしていくにあたって、様々な金融商品があります。その中で、どれだけリスクを伴い、リターンが得られるのかといった解説を書籍でされており、オススメ度も設定されています。そして、資産運用だけでなく、金融知識を高めるといった内容も多く含まれており、支出の見直しとして、クレジットカードや保険、住宅ローンなどの生活に必要な知識から、NISA・iDeco・財形貯蓄制度などの制度のことも解説してくれていて、図解も多く、わかりやすいため、資産運用を考えた時にまず最初に読む本と考えた方が良いでしょう。

 

資産運用編

資産運用の前準備

  • 目標金額を決める
  • 達成期間を明確にする

  まず資産運用する上で目標金額と達成期間を決めます。これによって、資産運用する際に取るべきリスクを考えるからです。例えば、30年後に老後資金5000万円の資産形成を目指すといった長期による資産運用であれば、株式投資が中心の投資先になるかと思われます。しかし、5年後に2000万円の資産形成と考えるのであれば、レバレッジをかけたFXや商品先物取引などのハイリスクな投資となってしまいます。

 

運用できるお金を知る

  1. 毎月の必要経費
  2. 必要経費以外の臨時経費
  3. 緊急用の経費

 目標金額や達成期間を決めても、運用に回せるお金がなければ意味がありません。そのため、まず自分の収入から上記3点を引き、余裕資金の捻出をします。2.必要経費以外の臨時経費というのは娯楽費や交際費などであり、工夫すれば節約できるものです。3.緊急用の経費は不測の事態への対応資金であるため給与の最低3ヶ月は用意しておきましょうということでした。

 

口座を選ぶ

 口座を選択するにあたって、やはり都市銀行地方銀行は手数料が高く資産運用には不向きであり、ネット銀行をオススメしています。私もこれには同意見であり、ネット銀行であれば、楽天証券SBI証券のようにクレジットカードで投資できる仕組みもあるため、ネット銀行を選択するのが最適解と思われます。

 

 

余裕資金ゼロの運用法 

 余裕資金ゼロといっても運用資金がなければ、利回りなどありません。そんな時は、支出の見直しやiDecoなどの銀行引き落としによって、先に投資資金を回し、自由に使えるお金を強制的に減らすことで資産形成を図るといったものです。

ちょっとした工夫から始める

 本当に些細なことでも良いのです。例えば、コンビニATMを利用しないや現金決済ではなく、ポイントの活用・クレジットカードを有効に活用するなどです。このように細かな所からでも少しずつ金融知識の重要性を植え付けていこうということです。さらにクレジットカードを使用するのであれば、1%のポイントということは1%の資産運用という考えを持とうと言われていました。

 

複利を意識する 

 単利よりも複利こそが資産運用の基本であり、そういった意識を持つことも重要と言われています。普通預金は、「単利の利息」ですが、MRFは「複利の利回り」です。

 MRFとは、マネー・リザーブ・ファンドと言われるもので証券会社の口座であり、安定した収益の確保・元本の安全性の確保を目指した運用を行うため、普通預金よりも金利が高いものとなります。しかし、自己で行う資産運用よりも運用効率は明らかに低いものとなってしまいますが、普通預金よりかはマシといった認識で良いと思います。

 

保険も見直す

 保険も見直そうと言われていました。保険も立派な金融商品です。万一の時の保険ではあるものの、蓄型生命保険のように普通預金よりかは利率が有利というものです。しかし、早期解約には、元本割れするものが一般的であるため、そのリスクは念頭に置いておく必要があります。また、あくまで普通預金よりもマシという点です。こちらに関しても自己で行う資産運用の方がリスクも高いですが、利回りも高くなります。

 

ベストな投資法を知る

経済の考えを持とう

 経済と投資は関係しており、好景気であれば、不動産価格や株価は上昇するものの債券価格は下落すると言われています。逆に不景気であれば、債券価格は上昇するものの不動産や株価を下落します。こういった点から、分散投資の重要性を説いています。リスクが高い株式のみに投資するのではなく、リスク分散ができるように個別の資産ごとにリスクを記してありました。また、分散投資ケーススタディとして、見本も提示しており、図解が多いため、たいへん見やすい書籍となってます。これであれば、普段本を読まない人でも比較的内容が入ってきやすいものだと思います。

 

運用法ごとにみる投資先

 運用期間を長期・中期・短期というように、その期間に応じた投資先をピックアップしており、さらにその投資先をオススメ度も示してあります。私としては、投資先は基本的に投資信託で株式・債券のみで良いかと思いますが、著者の考えだと分散投資が基本であるため、色々な資産に投資をして、リスク分散を図ろうというものでした。

 

投資額別にみる運用術

 投資額は、個々人によって異なるため、その中でも投資額かつ年利をどれだけ目指すかによっての資産運用術を紹介していました。紹介していた投資額は、10万円・50万円・100万円・500万円の資金別で紹介されています。基本的には、ローコスト・分散投資を投資の基本とし、趣味である投資として資金に余裕がある場合にはリスクをとってレバレッジ取引を選択することも投資妙味の一つとして紹介されていました。

 

 

まとめ

 基本的な金融知識や生活に馴染みのある保険や住宅ローンの金融商品から各投資対象ごとのリスク・リターン・オススメ度など非常にわかりやすい書籍であるが、全分野を網羅しているため、投資に関しては、深さに欠けているのではと思います。しかし、金融知識をつける上で必要不可欠なことは学べる書籍ではあるので一読の価値はあるかと思います。

 

 

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