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中国恒大集団から広がる金融不安-中国版リーマンショックとなるのか?-

 

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 中国恒大集団の債務不履行(デフォルト)寸前ということから、金融不安が世界中に広がっています。さらに中国政府が救済しないと予測されているため、世界市場は急落しています。これが中国版のリーマンショックとなってしまうのか懸念が広がっています。

目次

 

中国恒大集団とは?

 中国恒大集団とは、中国の不動産最大手の企業であり、不動産業界をここ10年以上牽引してきています。昨年売上高も12兆円を超えており、規模の大きさがわかると思います。取引先は、商社や家電・家具メーカーなど多岐にわたり、ここまで大きい企業がデフォルトに陥るということは、取引先にも甚大な被害を及ぼす可能性が高いです。さらに中国政府が救済するのでは?と予測されていましたが、現在では中国政府の直接支援の見込みが薄いことでデフォルトリスクが高まっています。

なぜデフォルトに陥るまで至ったのか?

 これだけ、売上高もある企業がなぜデフォルトに陥る危険な状態に落ちいたのでしょうか?中国恒大集団は、総資産は約39兆円と言われています。しかし、負債総額が約33兆円以上と言われています。これは、いくつかの要因によって、資金繰りが悪化して、デフォルトリスクが高まっています。

  • 住宅ローンの貸付制限
  • 価格制限と値下げ促進
  • 経営負債構造の悪化

 上記の原因でデフォルトまで陥ったと言われています。不動産への貸し出し総量が制限されることで、不動産を販売したとしても住宅ローンの支払いが遅れたり、土地を安価で取得することが困難なことで危機的経営状態に陥っています。しかし、元々は中国政府の「脱虚向実」というスローガンによるものと思われます。

 

中国政府の「脱虚向実」というスローガン

 「脱虚向実」というスローガンは、「政策を通じて実態を伴わない業界を排除する」というものです。これは、製造業が苦境に立たされていることで、再度この政策を行うこととなっています。それに伴い、不動産バブルを抑制させる意味も含め、住宅ローンの貸付制限や土地・不動産の価格コントロールをすることで、金融引き締めを同等の効果を狙っているのではないかと思われます。

GPIFも中国恒大集団へ投資していた

 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、中国恒大集団へ96.73億円も投資していました。GPIFは、世界へ分散投資しているため、もちろん中国企業へ投資していることは何ら不思議ではありません。そして、中国恒大集団は今年の最高値$17.26が現在では$2.28と80%以上も暴落しています。まるでビットコインを彷彿させます。約100億円が20億円以下になるということを考えると絶望的と感じています。GPIFの運用額は約200兆円にも及び、比率で言うと0.05%にしかなりません。しかし、金額を載せるのは、その方がインパクトがあるからです。また、GPIFは世界株式へ分割しているため、中国恒大集団の一企業が倒産したとしても、ポートフォリオへの影響は軽微かと思われます。このような個別銘柄は、セクター別に分けて、30銘柄以上へ投資することで1銘柄が及ぼす影響力は軽微と言われています。

30銘柄へ投資することで1銘柄が及ぼす影響が少ないことを学ぶ↓

投資の根幹はブレずに...

 もしかしたら、中国発のリーマンショック世界恐慌が起こる可能性も考えられます。しかし、そういった時こそ、チャンスです。暴落を気にする事なく、積立し続ける事で、下落相場から上昇相場へ転換した際に、資産の最大化を図ることができるからです。もちろん、株価が上がることは誰にも約束できません。しかし、過去のデータから言っても、大暴落相場でも中央値2年、最大で5年で相場が回復するとされています。そのことを考えると、「暴落こそ買いであり、入金力の最大化を図るべき」だと思います。

クレカで積立投資をすることでポイントをもらうことができ、効率的な資産形成が可能です↓

 

まとめ

 中国恒大集団は、最大手の不動産企業であり、資産も約39兆円あります。しかし、負債額も33兆円以上あります。これは、中国政府の「脱虚向実」というスローガンの下に行われた政策によって不動産業界へ打撃を及ぼしています。特に不動産を販売しても住宅ローンでの支払いが遅れることで、資金繰りの悪化は大きな懸念となっています。これが影響して、世界へ波及する中国発の世界恐慌も考えられます。しかし、下落相場こそ投資チャンスであり、入金力の最大化を図り、将来的な資産の最大化を図っていきたいです。

 

 今日はここまで...

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 中国の個別株への投資は、カントリーリスクが他国と比較し、かなり高い状態です。中国政府の規制によって、株価も大きく左右され、暴落のリスクも大きくあります。そのため、30銘柄以上保有することで、1銘柄によるリスクを軽減することができ、中国市場のETFであれば、より一銘柄に対するリスクは軽微なものとなります。そのオススメの銘柄としては、iShares Core MSCI China Index ETFです。

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