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私たちの年金も運用され、大きな利益をもたらしている-GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の運用成績

 

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目次

 

GPIFとは?

 日本の未来を支える公的年金の一部をGPIFによって運用されています。公的年金とは、「歳をとって働けなくなる」「病気や事故で障害を負う」「一家の大黒柱をなくす」などの人生のリスクにに備えて、国民みんながお金を出し合うことで助け合う仕組みのことです。

 日本の未来は、少子高齢化と人口減少に伴い、労働生産人口の減少が危惧されています。公的年金は、現役世代が今の高齢者をさせる制度であるため、今の現役世代が公的年金を貰う際には、公的年金の減額が予想されます。公的年金制度の破綻を防ごうとするために、現在公的年金の積立金の一部をGPIFという組織によって専門家が運用することで、運用益を得て、将来の不足する公的年金を補填しようとしています。

公的年金制度の仕組み

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公的年金制度

 公的年金制度は、高齢者を現役世代が支える仕組みです。そして、現役世代が年金を貰う際は、その子供達や孫の世代が年金保険料を払うことで賄われます。そのため、自分が納めている保険料が、そのまま貰えるわけではありません。

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公的年金積立金

 将来的に人口が減少し、将来の現役世代の負担額が大きくなる可能性があります。こういった場合に、積立金で不足分を補うことになっています。現役世代が納めている年金保険料のうち、年金の支払いに充てられなかったお金を積立金として運用を行っています。

 GPIFは、この積立金の一部を運用し、財源の確保を行っています。年金財源全体のうち、積立金から賄われるのは1割程度です。

 

GPIFの運用方法

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GPIFの運用収益

 様々な資産を長期にわたって持ち続ける長期運用によって、安定的な運用を目指しています。短期運用では、一時的な上下に大きく振れることがあります。しかし、長期運用することで、短期的要因を除外し、年率平均の振れ幅を小さくしています。

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分散投資のメリット

 運用する資産は、経済などの状況によって、それぞれの価値が変わる可能性があり、円高や円安によっても収益に影響します。一つの資産だけでなく、国内外の様々な種類の資産へ投資をすることで世界中の資産から収益を得ることに加えて、大きな損失が発生することを抑えています。このことは、「卵を一つのカゴに盛るな」という諺にもなっています。

 このように長期投資+分散投資によって、安定的な収益を得ており、現在年率+3.61%の運用益を得ています。本来は、もっと運用益があると思われますが、株主優待でもらった食べ物などは、慈善活動(福祉施設への寄付等)で使用されているそうです。そのため、配当金・割引券以外の株主優待は、運用益になってはいません。割引券に関しては、現金化することで運用益の一部となっています。

GPIFのポートフォリオは、

国内債券:国内株式:外国債券:外国株式=1:1:1:1

保有しています。また、ホームページに具体的な保有銘柄も掲載されているため、どんな銘柄を保有しているのか、国内外問わず確認できます。

年別主要資産の最高リターン推移

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資産別分散投資のリターン推移

 主要資産の最高リターンの推移です。これを見て変わるように、その年によって、最高リターンの資産が異なります。このように、どの資産が最高のリターンをもたらしてくれるかわからないため、分散投資の重要性が変わるかと思います。

GPIFの運用目標

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GPIFの運用目標

 GPIFの運用目標は、賃金上昇率+1.7%です。賃金が減少してきた日本において、やや控えめな目標とも言えます。しかし、賃金上昇率は一般的に1-2%と言われていることを考えると運用益は目標を達成していると言えます。そして、上記の運用目標を達成することで、将来的な年金給付を補填することができるということです。

 

年金積立金の見通し

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概ね100年間の年金積立金の見通し

 年金積立金を100年後を見通して、計画を立てています。そして、様々なケースを想定しており、最低ケースⅢの運用益を達成してもらう必要があります。そうしないと、私たちが将来的に公的年金の減額の恐れがあります。

まとめ

  GPIFは、年金積立金の一部を運用しています。運用方法を安全に運用するため、長期運用+分散投資が基本であり、それにより+3.61% 95.3兆円もの収益を得ています。そして、株主優待の食品や生活用品などは慈善活動として、寄付されています。短期運用では、一時的な上下に振れることがあるため、長期運用を行っています。また、様々な資産へ分散することで大きな損失を抑え、様々な資産からの収益を得ています。将来的には、現役世代の公的年金の一部として、補填される予定です。

 

今日はここまで...

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