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投資性保険は、掛ける必要なし-百害あって一利なし-

 

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 最近、職場の人から相談を受けました。それは、「投資性の保険だと保険も掛けれて、将来的に増えて返ってくるからお得じゃないですか?しかも、年末調整で控除にもなるし...」というものです。基本的に保険というものがお得という考えが間違っています。

目次

 

保険は、「もしもの時の備え」

 基本的に、保険商品というものは、確率論です。確率的に、保険会社が儲かるようにできています。保険料の内訳は、保険金の支払い財源となる純保険料保険会社の経費に充てる付加保険料の2つに別れています。純保険料は、予定死亡率と予定利率を元に計算されています。付加保険料は、予定事業費率を元に計算されています。つまり、付加保険料は、すべてコストということになります。これを見て、お得という考えも改めるのではないかと思います。

 

 貯蓄型生命保険や変額保険(投資型)などは、掛け金より増えて返ってくると言われています。しかし、数%程度です。これであれば、普通に投資した方が利回りが高いです。バランス型でも年利3%と言われるほどです。

投資と保険を掛け合わせる意味

 保険会社が投資と保険を掛け合わせることで得られるものは、高い手数料です。このように保険商品を複雑化して、消費者が分かりにくくすることで、手数料を多く取ろうとしています。例えば、よくオススメされる商品として、ドル建の貯蓄型生命保険というものがあります。謳い文句としては、「もしもの時の備えとしての機能もあり、将来何もなかった時に増えて返ってきます」というものです。増えて返ってくるとしても20%程度です。運用期間が30年間もあるのに対し、増えて返ってくるのが20%程度では少なすぎます。

 

 投資であれば、バランス型で3%、米国株式で9%(インフレ調整後6.8%)の利回りが得られます。そのことを考えると、契約者にとって投資と保険を掛け合わせる意味が全くありません。

投資先における予測利回りはこちら↓

 

年末調整で税金が控除される

 確かに生命保険や医療保険個人年金保険は、年末調整によって、一部税金が控除されます。しかし、計算式にあてはめて行い、全額控除とはなりません。それに比べて、iDecoは掛け金の全額控除がされるため、生命保険などに比べて、節税効果は圧倒的に高いです。

 

 保険は、そもそも必要ないという方も多いと思います。しかし、もしもの時の備えとして入っておきたいという方も多くいます。そのため、保険は保険、投資は投資と分けて行うようにすることで高い手数料を払わずに済み、節税効果と投資のリターンを最大化することができます。投資は、iDecoで行うことで節税効果が得られます。

iDecoを行う場合は、楽天証券よりもSBI証券の方がオススメです↓

オススメの保険と金融商品の住み分け

 保険が必要という方もいるので、保険と金融商品を組み合わせることで、「もしもの時の備え」+「老後の資産形成」を構築していきます。

生命保険 →  掛け捨て型の生命保険(定期保険)

医療保険 →  高額療養費制度があるため、非加入

個人年金保険 →  iDecoでの節税効果+老後の資産形成

 このように組み合わせることで、安心と資産形成の両方を行えることができます。

 

まとめ

 投資性保険は、保険会社が高い手数料を得るためのものです。そのため、投資と保険は区別して考えることで手数料を最小限に抑えることができます。もしもの時の備えは、保険を契約し、老後の備えはiDecoを利用することで、より効率的な資産形成+防衛手段を講じることができます。そして、医療保険は、高額療養費制度があるため、加入する必要もありません。

 

 今日はここまで...

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 生命保険は、もしもの時の備えです。そのため、基本的には掛け捨て型の定期保険や収入保障保険がオススメです。貯蓄型保険や養老保険は利回りが良くないため、資産形成には米国株のインデックス投資がオススメです。

 個人年金保険の契約は、節税メリットや老後の資産形成の両方から必要性は低いものです。節税メリット・老後の資産形成のためにもiDecoの方が節税効果があるに加えて、長期的にリターンが得られる可能性が高いものです。そのため、まずは個人年金保険を契約するよりもiDecoを選択されることが老後の備えのためにも最適解となります。

 保険を解約せずに損しない方法として、払済保険や延長保険に変更するなどの方法があります。しかし、どうしても条件悪化は避けられない状態です。そのようなことがないように基本的には、生活防衛資金は必須です。米国株式へのリターンの高さを見れば、契約を継続するよりも解約返戻金を米国株式投資へ回した方のが回収率が高くなるとわかるかと思います。

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