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【日本経済編②】潜在能力だけは世界一の日本-過去の栄光にすがることなく、前進あるのみ-

 

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 前回は、日本の生産性の先進国最低ですが、高スキル比率は世界一であるため、経営者の問題で生産性が上がらない状態に陥っていると説明しました。今回は、日本の活かしきれていない潜在能力について解説していきたいと思います。

日本の生産性は先進国最低であり、貧困率が高いことを知る↓

目次

 

日本人は、日本が褒められることで優越感に浸っている違和感

 世界各国の観光情報が掲載された英文サイトで様々の文化やマナーが紹介されています。その中で日本を紹介するページに、「日本人と話したら、必ず『日本はどうですか』と質問されています。尋ねている側は、正直な評価を期待しているわけではなく、無条件に褒めてください。やや過剰でも良いでしょう。」と紹介されています。どこの国の人でも自国に対する愛着心や愛国心はあるものです。しかし、これには違和感を覚えます。

 

 では、なぜ日本人は、自国のことを褒められることで気持ちよくなるのでしょうか?

それは、メディアによる影響が大きいと思われます。TVや雑誌で「日本文化は凄い/クールだ」「日本の技術は世界一」「世界が憧れる日本」などの情報がありふれています。TV番組のYOUは何しにニッポンへ?などの番組もその一つです。明らかに、日本を褒めてくれるような質問をしています。

日本が凄いのは、表面のみ

 日本は、世界の様々なランキングで上位に位置しています。

GDP:世界第3位

製造業生産額:世界第3位

輸出額:世界第4位

研究開発費:世界第3位

ノーベル賞受賞:世界第6位(2000年以降世界第3位)

 一見、これを見ると数々のランキングの上位を日本が占めており、世界196カ国を牽引しているのではないかと錯覚を覚えます。しかし、これはマヤカシです。これもGDPと同様に一人当たりのランキングで比較する必要があります。

GDP:世界第27位

輸出額:世界第44位

研究開発費:世界第10位

ノーベル賞受賞:世界第39位

オリンピックメダル:世界第50位

 一部、前述のランキングと異なりますが、一人当たりのランキングとなると順位が大幅に下がります。先日、TVを見ていたら、数年連続で日本人がノーベル賞受賞と誇らしげに報道されていました。しかし、研究開発費が日本は少なく、アメリカの1/10程度と説明され、このままでは海外への人材が流出してしまうと懸念されていました。よく考えると、アメリカと比較することが間違っています。本来、日本が比較すべきは同程度の経済規模で比較する必要があります。そのため、アメリカと比較して、研究開発費のみならず、すべての分野で劣っていてもおかしくはないのです。

 

潜在能力を秘める日本

 国連の調査によると、日本は労働人口に占める高スキル労働者の比率が世界一高い先進国とされています。しかし、潜在能力を秘めていても発揮しなければ何の意味もありません

 前回記事で述べたとおり、GDPは「人口×生産性」であるため、人口が多い国が必然的にGDPランキングで上位に位置しています。そのため、一人当たりGDPで考える必要があり、一人当たりGDPだと日本は、先進国最下位です。中国が良い例です。中国は人口は世界一であるため、GDPランキングも2位に位置しています。しかし、中国は、生産性を見ると先進国とは言い難い結果ですが、人口が多いため、GDPランキングは上位です。このようにGDPランキング上位=生産性が高いとは言い切れないことがわかります。

断固たる決意で日本再興戦略をしていく必要性

 過去にイギリスの鉄の女とも呼ばれるサッチャー首相がこのように発言しています。

「みんなが何も反発せずに、仕方がないと言いながら、この国が衰退していくのを見るのは悔しい。産業革命、民主主義、帝国時代などで輝いたこの国が世界からバカにされるのは悔しい」

と言われています。この時、戦争が終わり、世界各国が成長しました。その時に、イタリア、フランス、ドイツ、日本に経済分野で大きく抜かれ、イギリスには過去の栄光以外に何もないとされていました。この時のイギリスは、現在の日本を投影できます。

 

 日本は、高度経済成長を終えて、バブル崩壊を経験したことで、実体経済を伴う経済成長を目指すべきでした。しかし、過去の栄光にすがり、世界一の技術力、日本の文化は独特で他国を寄せ付けない、これこそまさにクールジャパンだと...。

 「日本は、世界的に見ても教育水準が高い国で、世界の科学技術を牽引するだけの潜在能力がありながら、一人当たりの数々のランキングが上位に位置していない。そんな風に見られる日本は悔しい」

 

まとめ

 日本人は、日本が褒められることで優越感に浸ることで承認欲求を満たす状態に陥っています。数々のデータから、一人当たりのランキングは上位に位置することなく、潜在能力だけは、世界一秘めています。しかし、秘めているだけでは何の意味もありません。日本は教育水準が高く、世界の科学技術を牽引するだけの潜在能力がありながら、発揮できていない。今こそ、断固たる決意で日本を再興していく必要があります。今の日本には、この言葉が当てはまると思います。

「過去に囚われず、未来を恐れず、今を生きろ」 by堀江貴文

 

 今日はここまで...

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