準貧困層の医療従事者がFIREを目指す金融教育ブログ

金融教育ブログ。準貧困層の作業療法士。ファイナンシャルプランナー(個人資産相談業務、生保顧客資産相談業務)。

MENU

暗号資産は、常に有価証券法とのリスクと隣り合わせである-投資家保護の重要性-

 

f:id:OT-Choco:20210805220945j:plain

 暗号資産が米国証券取引委員会(SEC)によって、長くの間「暗号資産は、有価証券であり、連邦証券法に該当する」と論争が巻き起こってきました。ビットコインに関しては、米国商品先物取引委員会によって、先物取引が開始されたことでコモディティ(商品)と認められたと言われています。しかし、他の暗号資産に関しては、未だはっきりしない状態です。そこで、今回は、有価証券となることで、どういったリスクがあるか書いていきたいと思います。

目次

 米国証券取引委員会(SEC)

 米国証券取引委員会は、証券の取引を監視・監督し、投資家保護のために存在する組織です。暗号資産に関しては、現状法制度が完全に整っているというわけではありません。そのため、SECはICO(Inicial Coin Offering:新規発行による資金調達方法)は、有価証券であり、連邦証券法が適用される」と見解を示しています。現在、市場で流通している暗号資産のほとんどが、「未登録の有価証券」という判断をしています。しかし、暗号資産を有価証券として認めるべきという論争は世界各国で巻き起こっていますが、どの国においても明確に法制度の元、有価証券だと認めている国はありません。

コインチェック

未登録の有価証券とは ?

 未登録の有価証券ということは、法制度上で認められたものではないため、不正な取引があったとしても監視対象ではないということです。米国証券取引委員会は、認められた有価証券を監視・監督する立場であり、それは投資家保護を行なっていますが、暗号資産は、未登録の有価証券ということで、監視・監督対象ではなく、「価格操作が行われる可能性がある」と言われており、十分な投資家保護が整っていないことを主張しています。

 

米国証券取引委員会と裁判をし続けているRipple社

 よく有価証券か否かという論争で話題に上がるのが、暗号資産XRPです。暗号資産XRPは、リップル社によって発行されており、高速な送金・決済システムとして利用されることを目的に作られました。しかし、これは企業によって発行されており、暗号資産XRPを販売を仕組み化して宣伝したこと・個人的な無登録販売・米国証券取引委員会へ販売の登録を怠ったとして米国取引委員会より訴えられています。もし、この裁判で敗訴なるのであれば、Ripple社の共同事業者であるブラッド・ガーリングハウス、クリス・ラーセンの2名は、証券取引法違反で逮捕されるかもしれません。しかし、暗号資産XRPの価値の毀損には影響は軽微ではないかと思います。一時的に敗訴決定となるのであれば、価格が暴落するかもしれません。

 

 XRPの本質としては、高速な送金・決済システムとしての利用が主目的であり、「RippleNet」という独自の国際送金網を開拓しており、そこで利用されるため、ある程度の価値は保障され得るのではないかという私の予測です。SBIグループもRippleNetに参画しています。通常、海外送金となると手数料で数千円から必要であり、いくつか送金の中継として銀行を経由する必要があるため、余分に送金手数料を払う必要があります。そして、送金手数料が足りないと、目的の口座まで送金が行われません。そう考えるのであれば、このXRPを利用した送金システムというのがいかに画期的なものかわかるかと思います。

*XRPの価格上昇や投資を推奨しているものではありません。投資をされる際は、自己責任の元、リスクをよく理解した上で投資をすることをお勧めします。

暗号資産・有価証券法との終着点

 おそらく、いつかは株式市場のように、暗号資産市場として市場全体の法整備がなされてきます。その中で、ETFでの認可・暗号資産のインデックス指標など法制度に合わせて外部環境も整ってくることで市場が洗練されてくるものと思われます。現状ここまで大きくなってしまった市場であり、革新的技術でもあるブロックチェーンを違法化する方が難しいと思われるため、未登録の有価証券であったとしても投資妙味はあるかと思います。私も一部の暗号資産に投資をしています。

 

まとめ

 米国証券取引委員会の見解としては、有価証券として容認しようとしているものの、厳格な法整備はまだ不十分な状態です。そして、一部の暗号資産においては、裁判が行われているものもあり、今後敗訴となったとしても、先行事例として、さらなる法整備がされていくことが予想されます。その中でもブロックチェーンは革新技術であり、大きなった暗号資産市場を違法化する方が難しいため、未登録の有価証券であったとしても少額の投資であれば、投資妙味はあるかと思います。

 

今日はここまで...

 

 暗号資産を購入するのであれば、購入手数料の少ないbitbankがお勧めです。販売所では手数料が高いですが、bitbankは取引所での取引であるため、手数料が最も安く、取引所としての取り扱い銘柄も多数あるため、オススメの取引所です。

bitbank

関連記事

 投資をしていく中で、いかに手数料を安く抑えるかということが、利益の最大化を図るために重要なことです。暗号資産を購入するにあたっては、スプレッドという大幅な価格差があります。販売所と取引所の違いを理解した上で取引所を選択し、効率よく暗号資産を購入しましょう。

 イーサリアムは、汎用性の高さから様々な分野への応用が期待され、投資としての価値も大いにあると思います。知らないところで、現在でも技術が活用されてきています。目を背けることなく、学びを得ましょう。

 デジタルアートなどで活用されつつあるNFTです。未来の市場規模は、かなり大きくなるものと思われます。しかし、何が大きな価値を持つか不明です。投資をする際は、よく吟味する必要があり、資産がゼロになるリスクも覚悟する必要があります。 

応援クリックお願いします。

にほんブログ村 経済ブログ 金融経済へ にほんブログ村 投資ブログへ  follow us in feedly