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【宇宙産業編①】Amazonのジェフ・ベゾス氏 率いるブルーオリジン-宇宙ビジネスは他社に先手を取られる-

 

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 宇宙産業は、過去のIT企業・現在のブロックチェーン技術のように未来の注目産業となる可能性が高いです。今回は、Amazonの元CEOジェフ・ベゾス氏が率いるブルーオリジン社について、紹介していきたいと思います。

目次

 

ブルーオリジン

 ブルーオリジン社は、2000年にジェフ・ベゾス氏によって有人宇宙飛行事業を目的に設立されました。モットーは、「段階的に積極的に」というラテン語です。ブルーオリジン社は、ロケットを動力とした垂直離着陸機を弾道飛行と軌道周回飛行を目的として開発を進めています。

 

 垂直離着陸機というのは、発射した後に飛行機のようにエンジンを逆噴射することで地上へ戻ってくる機体のことです。今までは、宇宙に行く際は次々に第一エンジン、第二エンジンと切り離して、宇宙空間まで到達し、戻ってくる際には人が搭乗しているコックピットのみの帰還でした。しかし、飛行機のように着陸させることで、機体を再利用することができ、コストの大幅削減が図れるようになっています。

 

 弾道飛行というのは、放物線に軌道を描きます。軌道周回飛行というのは、地球の軌道上を飛行するというものです。今年の7月に行った有人飛行は、弾道飛行であり、無事垂直着陸も成功しています。

宇宙産業の市場の大きさ

 宇宙産業というのは、宇宙旅行だけが対象というわけではありません。宇宙産業は、宇宙旅行も含めて、GPSや5G/6Gなどの衛星ビジネス、惑星探索ビジネス、移住ビジネス、輸送ビジネスなど様々なビジネスを含めて、宇宙産業として一纏めに行っているだけです。この中でも衛星通信ビジネスは、大きく成長する分野として注目されています。そのため、2010年で約27兆円、2019年で約40兆円、2040年代には約100兆円まで市場規模が拡大すると言われています。

 まだ少数人数でも実証実験段階であり、今後飛行機のように大人数宇宙ロケットが開発できるようになれば、一人当たりの搭乗費用が削減されてくるものと思われます(現在20万ドルで3分間の宇宙空間体験旅行)。

 

出遅れるブルーオリジン

 ブルーオリジン社は、2020年末に米航空宇宙局(NASA)に無人探査機などの打ち上げを担う候補技術リストに追加されたと発表しています。しかし、先月にNASAがアルテミウス計画の一環として、イーロン・マスク氏率いるスペースX社に28億9000万ドルの月着陸船の製造を独占的に受注しています。当初は、複数の委託先へ受注する予定と発表していましたが、資金面の制約を理由にスペースX社のみに絞っています。これに対して、ブルーオリジン社はNASAを提訴し、10月12日までに訴訟内容について回答を提出することとなっています。

 このようにブルーオリジン社は、スペースX社に出遅れているわけですが、長期的視点で考えると、まだまだ挽回の可能性はあるため、そこまで影響はないかと思われます。しかし、NASAから受注を受けている企業としてのブランドは企業イメージに大きく影響すると思われます。

NASAのアルテミウス計画とは?

 アルテミウス計画は、3段階に分類されています。

アルテミウスⅠ

 大型ロケット(SLSロケット)とオリオン宇宙船を地球から月まで往来させる無人飛行試験を実施することです。(ミッションは最大42日間)

アルテミウスⅡ

 SLSロケットとオリオン宇宙船で有人飛行試験を実施することです。(2022年でミッションは10日間) 

アルテミウスⅢ

 2024年を目標に進められている有人月面着陸です。

 

 このようにアルテミウス計画は、3段階に分かれており、このアルテミウス計画で使用するロケットをスペースX社に受注したということになります。しかし、訴訟の結果によっては、果たしてスペースX社の単独受注のままかどうかは注目が集まるところです。また、訴訟によっては、アルテミウス計画に遅れが出る懸念も示されているため、今後も動向から目が離せません。

 

ブルーオリジンに投資するには...

 ブルーオリジンは、株式会社ではあるものの、株式上場していません。そのため、直接的な個別株投資はできません。もし投資するのであれば、宇宙株ETF投資信託からの投資ということになります。

米国ETF:Direxion デイリー ムーンショット・イノベーターズETF

投資信託eMaxis Neo宇宙開発

 上記銘柄で投資が可能となっています。他にも投資信託がありますが、購入時手数料が高く、運用管理費用も高いのでお勧めできません。eMAxis Neo 宇宙開発であれば、購入時手数料無料であり、運用管理費用も0.792%と比較的抑えられているため、投資妙味があるかと思います。

まとめ

 ブルーオリジンは、弾道型有人飛行実験に成功しているにも関わらず、NASAのプロジェクトでは、スペースX社の単独受注となっています。現在、訴訟中であり、今後の動向に注目が集まるところです。しかし、今後の宇宙産業の市場規模は大幅に拡大していくことを踏まえると完全に悲観するというわけではありません。引き続き宇宙産業をウォッチしていく必要があります。

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 運用コストを考えるとインデックス投資の方が安いものの、数十年単位の長期で考えるのであれば、大きく変わりはないものと思われます。しかし、税制面では、明らかにインデックス投資の方が優遇されており、ETF投資では、配当金に課税されてしまい、利益が減額してしまいます。また、再投資することを考えても再び売買手数料が必要となってくるため、資産の最大化を図りたいのであれば、インデックス投資が最適解と思われます。

 外国株式や海外ETFによる配当金では、確定申告しなれば二重課税となってしまうため、注意が必要です。また、給与所得がある人にとっては、総合課税か申告分離課税での確定申告にするべきか検討する必要があります。

 レバレッジ投資信託は、暴落相場で手痛い一撃に見舞われてしまうと、再起に時間を要します。そのため、暴落相場では絶好の機会となりますが、「落ちるナイフは掴むな」という投資の格言があります。レバレッジ投資信託で利益の最大化を図るためには、暴落から上昇相場へ転換した後に、毎月一定額を積み立てて投資していくことが安全に利益を得られる手段と思われます。

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