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全世界株式へ投資するべきか、米国株式へ投資するべきか

 

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 株式投資をする際に、「全世界株式へ投資すべきか、米国株式へ投資すべきか」という議論がよく聞かれます。過去のデータから言えば、米国株式がオススメされていることが多いです。なぜ米国株式がオススメされているのか?という点について説明していきたいと思います。

目次

世界の株式市場時価総額

 世界の株式市場時価総額は、106兆ドル(1.2京円:2021年3月時点)と大きなものとなっています。その国別内訳としては、米国(43.8%)、欧州(16.8%)、中国(9.3%)、日本(5.9%)と日本の占めるシェアは減少傾向です。欧州は、一つの国ではありませんが、地域別で分類するとこのように分けられます。米国の占めるシェアが大きいのは、IT企業が牽引しており、GAFAMと呼ばれる巨大企業が背景にあります。また、株式時価総額の次にヘルスケア、コミュニケーション関連と続きます。

過熱感のある株式市場

 世界株式市場は、新型コロナワクチン接種から経済回復の期待から投資マネーが流入しています。しかし、世界の時価総額は、国内総生産(GDP)を大きく上回っており、過熱感が強まっています。国際通貨基金(IMF)によると名目GDPが83兆ドルと世界株式市場時価総額が大きく上回っています。ウォーレン・バフェット氏は、(世界株式市場時価総額÷GDP×100)が100%を超えてくるようであれば、株式市場が過大評価されているという指標を考案しており、現在はリーマンショック前の水準を上回るほどの過熱感を示しています。

 

全世界株式へ投資するということ

 一つの国だけでなく、世界の複数の国へ投資するということは、株式市場においてカントリーリスクの軽減を図るということになります。中国のように政府主導で方針が変わっていく国などでは、カントリーリスクが大きいため、一つの国のリスクに対して軽減を図り、他の国とのリターンで通算していくということです。

中国のカントリーリスクを知る↓

 経済成長率は、国ごとによって異なります。世界株式市場全体へ投資するということは、全世界の経済成長率の恩恵を享受できるということであり、株式投資に対する分散投資です。その年や時代によって、成長率は大きく異なります。日本がバブルの時は、日本が世界を牽引していましたが、今は米国が再び牽引し、今後中国やインド・アフリカなど時代に応じて世界を牽引する地域が移り変わっていくと言われています。その状況下で一つの国へ投資してしまうと、その他の地域の成長は享受できません。

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国際通貨基金(IMF)より

 これは、国際通貨基金(IMF)が発表している地域別の成長率予測です。これを見るとわかるようにコロナショックで2020年は世界各国でマイナス成長であったのに対し、2021年ではプラスの経済成長を見込んでいます。また、アジアの新興市場国と発展途上国の伸び率が一番なのに対し、サブサハラアフリカが低成長となっています。このように地域によって成長率が異なります。そして、その時にどこの国が最も成長するか当てることは至難の技です。あくまで予測することはできますが、蓋を開けてみたら、別の地域だったということもあります。しかし、全世界株式へ投資することで、このような宝くじに似た状態は避けることができ、どの国が高成長や低成長であったとしても、パフォーマンスが平均化されて、どの国のリターンも享受できます

 

世界株式市場を占める割合が米国が一番

 世界株式市場の約4割以上を米国が占めています。また、全世界株式の投資信託ポートフォリオ時価総額に合わせて組まれているため、米国株式の影響が大きいという事実は変わりません。しかし、それは米国の高成長であったとしても、マイナスの低成長であったとしても米国の影響は大きく受けるということです。これが、米国株式のみの投資だったとしたら、その影響がより大きいものとなります。世界大恐慌リーマンショック・コロナショックなどの世界に多大な影響を与える出来事では、どの国の株式市場でも下落は免れないため、その際は全世界株式でも米国株式でも変わりはないかもしれません。

全世界株式投資か、米国株式投資かという解

 この解答は、その人次第でもあります。株式への分散投資を行い、カントリーリスクを減らしたい。そして、どの国の恩恵も享受したいと考えるのであれば、全世界株式への投資が最適解となると思います。また、過去のデータによると米国株式投資の方がリターンが高く、リスクが低いというデータも得られているため、それを信頼して米国株式投資をするという考えもありだと思います。しかし、勘違いしてはいけないのはデータはあくまで過去のものであって、未来を保証するものではないということです。

 

まとめ

 世界の株式市場は106兆ドルであり、その4割以上を米国で占めています。そのため、全世界株式へ投資をしたとしても米国市場の影響は大きいことには変わりはありません。しかし、株式市場に対する分散投資やカントリーリスク軽減、どの国の経済成長の恩恵を享受したいということを考えると全世界株式市場は投資する価値のある選択と言えます。

 

 今日はここまで...

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